アシェットから2026年8月19日に創刊された「なつかしの銀座をつくろう」。
昭和の銀座を約1/150スケールで再現し、毎号付属するパーツを少しずつ組み立てながら、大型ジオラマを完成させていくシリーズです。
完成イメージを見ると、
「模型を作ったことがなくても大丈夫?」
「細かそうだけど難しくない?」
「接着剤や工具は何が必要?」
「途中でパーツが壊れていたらどうする?」
と気になりますよね。
私もこうした分冊シリーズを見ると、完成した姿には惹かれる一方で、「最後まで自分で組み立てられるかな?」という点が気になります。
そこで今回は、アシェット公式サイトや組み立てガイドの案内をもとに、「なつかしの銀座をつくろう」の難易度や、初心者でも作れそうか、用意しておきたい道具、失敗しにくい進め方をまとめました。
先に結論をいうと、公式では初心者でも無理なく組み上げられるよう、毎号の組み立て方をステップごとに解説すると案内されています。
ただし、約1/150スケールのジオラマなので、小さな部品や建物、照明などを扱う場面もあります。
器用さよりも、説明を確認しながら焦らず作ることが大切なシリーズと考えたほうがよさそうです。
| 気になるポイント | 確認できた内容 |
|---|---|
| 初心者でも作れる? | 公式では初心者でも無理なく組めるよう組み立てガイドを掲載 |
| 細かい作業 | 約1/150スケールのため小さなパーツも扱う |
| 必要な道具 | 各号の組み立てガイドを確認して準備 |
| あると便利 | ピンセット、パーツトレー、作業マットなど |
| パーツ不良・不足 | 公式ではお客様サービスセンターへの早めの連絡を案内 |
なお、この記事では組み立ての難易度と初心者向けの作り方に絞っています。
全140号をそろえた場合の総額や完成サイズ、都電5500形については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ アシェット「なつかしの銀座をつくろう」は総額いくら?全140号の値段・完成サイズ・都電を解説
「なつかしの銀座をつくろう」は難しい?初心者でも作れる?
「大型ジオラマ」と聞くと、模型作りの経験がない人には少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、「なつかしの銀座をつくろう」は、材料を一から切り出して自分で設計する模型ではありません。
毎号付属するパーツを、マガジンの組み立てガイドに沿って少しずつ組み上げていく形式です。
公式では初心者でも無理なく組めるよう案内されている
アシェット公式サイトでは、毎号付属するパーツの組み立て方法について、ステップを踏んで丁寧に解説し、初心者でも無理なく組み上げられると案内しています。
模型を作ったことがない人にとって、これは安心できるポイントです。
最初から完成形を見て、
「こんな大きなジオラマ、自分には無理そう」
と思う必要はありません。
毎号届く分だけ少しずつ進めていくため、巨大な街を一度に作るわけではないからです。
難しさは「器用さ」より「丁寧さ」
初心者でも挑戦しやすいとはいえ、何も考えずにはめ込むだけというわけではありません。
約1/150スケールなので、実物の建物や道路をかなり小さく再現します。
そのため、
- 小さなパーツの向きを確認する
- 左右を間違えない
- 細かな部品をなくさない
- 説明された順番どおりに組み立てる
といった丁寧さが必要になります。
不器用だから作れないというより、急いで進めて確認を飛ばすほうが失敗につながりやすいと思います。
約1/150スケールはどのくらい細かい?
「なつかしの銀座をつくろう」は、昭和の銀座を約1/150スケールで再現します。
鉄道模型でいうNゲージに近いサイズ感です。
街並みには建物だけでなく、人物や車、街灯なども配置されるため、号数が進むにつれて細かなパーツを扱う場面も増えていくと考えられます。
建物だけではなく街の小物も扱う
ジオラマの魅力は、大きな建物だけではありません。
道路や看板、街灯、人物など、小さな要素が増えることで昭和の銀座らしい雰囲気が出てきます。
そのぶん、小物を扱うときには指だけでは作業しにくい場面も出てくる可能性があります。
そんなときに、ピンセットなどがあると便利です。
細かいからこそ少しずつ作る
一度に何時間も作ろうとすると、集中力が落ちてパーツの向きを間違えたり、小さな部品を落としたりしやすくなります。
分冊シリーズの良いところは、毎号少しずつ進められることです。
「今日はここまで」と区切りながら作るほうが、初心者には向いているでしょう。
「なつかしの銀座をつくろう」で難しそうなポイント
初心者が注意したいポイントを、作業内容から考えてみます。
小さなパーツの向きや位置
模型では、見た目が似ていても左右が違うパーツや、表裏が決まっている部品があります。
取り付けてから間違いに気づくと、外す作業のほうが大変になることがあります。
パーツを付ける前に、説明の写真や図と見比べておきましょう。
接着する前に位置を確認する
接着が必要な工程では、いきなり接着剤を付けるのではなく、先にパーツ同士を合わせてみる「仮組み」をすると安心です。
仮組みをすれば、
- 向きが正しいか
- 取り付け位置が合っているか
- 無理なくはまるか
- 次の工程の邪魔にならないか
を確認できます。
問題がないことを確認してから固定したほうが、やり直しを減らせます。
照明などの電気部分は説明どおり進める
完成したジオラマでは、建物や街灯などの照明も楽しめます。
こうした電気を使う部分は、通常の建物パーツよりも慎重に確認したいところです。
接続方法や確認のタイミングが指定されている場合は、自己流で進めず組み立てガイドに従いましょう。
分からない状態で無理に力を入れない
模型を作っていると、パーツがうまく入らないことがあります。
そんなときに力任せに押し込むと、部品を曲げたり破損させたりする可能性があります。
うまくはまらない場合は、まず、
「向きが逆ではないか」
「別のパーツではないか」
「前の工程を間違えていないか」
を確認してみましょう。
「なつかしの銀座をつくろう」に必要な道具は?
これから始める人が気になるのが、工具です。
「模型専門店で高価な工具を一式買わないと作れないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、初心者なら最初からすべてをそろえる必要はありません。
各号のマガジンで必要なものを確認しながら、少しずつ追加していけばよいでしょう。
あると便利な道具
公式指定の必須工具という意味ではありませんが、細かな模型作業をするうえで次のようなものがあると便利です。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| ピンセット | 小さなパーツをつまむ |
| 小さめのハサミ | 袋の開封など |
| パーツトレー | ネジや小物の紛失防止 |
| 小物ケース | 途中のパーツを保管 |
| 作業マット | 机の傷や汚れを防ぐ |
特におすすめしたいのは、パーツトレーです。
小さな部品を机の上へ直接置くと、腕が当たっただけで床に落ちることがあります。
トレーや小皿に入れておくだけでも、かなり探す手間を減らせます。
接着剤は必要?何を使えばいい?
ミニチュアやジオラマでは接着剤を使う場面もありますが、最初から特定の商品を大量に買っておく必要はありません。
各号の組み立てガイドで指定されている方法を優先してください。
素材に合った接着方法を確認する
模型にはさまざまな素材のパーツが使われる可能性があります。
そのため、
「模型だから全部瞬間接着剤で付ければいい」
とは考えないほうが安心です。
指定がある場合は、その内容を確認してから用意しましょう。
接着剤は少量ずつ使う
接着剤を多く付けると、パーツの外側にはみ出してしまうことがあります。
細かな建物や看板では、接着剤の跡が目立つ可能性もあります。
初心者ほど、少量ずつ付けることを意識すると仕上がりをきれいにしやすくなります。
パーツが不良・不足していたらどうする?
全140号予定の長期シリーズを作るとなると、
「部品が壊れていたらどうしよう」
「入っているはずのパーツがなかったら、そこで制作が止まる?」
という心配もありますよね。
この点について、現在の「なつかしの銀座をつくろう」公式案内では、パーツの破損や不足などがあった場合は、お客様サービスセンターへ早めに連絡するよう案内されています。
そのため、部品に問題があると感じた場合は、無理に修理したり代用品を使ったりする前に、まずアシェットへ相談してみるのがよいでしょう。
以前アシェットの「宇宙戦艦ヤマト」を作ったときの私の経験
ここからは、私自身の経験です。
以前、アシェットの別シリーズ「宇宙戦艦ヤマト」を作っていたことがあります。
▼こちらが以前作っていたアシェット「宇宙戦艦ヤマト」です。毎号届くパーツを少しずつ組み立てて完成させました。

そのとき、届いたパーツに不具合があり、アシェットへ連絡しました。
事情を伝えたところ、交換用の部品を無料で郵送してもらえました。
長いシリーズを作っていると、部品のトラブルがあるだけで、
「これでもう先に進めないのでは?」
と不安になります。
でも、実際にサポートしてもらえた経験があるので、私はアシェットのシリーズを作るとき、「もし不良部品があっても、まず問い合わせてみればいい」と思えるようになりました。
もちろん、これは過去の別シリーズでの私の体験であり、「なつかしの銀座をつくろう」でもすべて同じ条件で無料交換されると保証するものではありません。
ただ、今回のシリーズについても公式ではパーツの破損や不足について問い合わせ窓口を案内しています。
部品に問題があった場合は、捨てたり加工したりする前に、早めに相談するのがおすすめです。
問い合わせは早めにしたほうがいい
公式案内では、パーツの破損や不足があった場合は早めの連絡を求めています。
また、問い合わせ可能な期間についても条件があります。
そのため、毎号届いたら長期間未開封のまま保管するより、できるだけ早めに中身を確認する習慣をつけておくと安心です。
パーツをすぐ組み立てない場合でも、
- 必要な部品がそろっているか
- 大きな破損がないか
- 変形していないか
程度は確認しておくとよいでしょう。
初心者が失敗しにくい6つのコツ
1.作業を始める前に説明を最後まで読む
最初の工程だけ読んですぐ組み立てるのではなく、その号で何をするのか一度全体を確認します。
後で外す部品や、まだ固定しない部分が分かる場合があります。
2.パーツをトレーに並べる
袋から部品を一気に机へ出すのではなく、種類ごとに整理しておきます。
特に小さなパーツはトレーに入れておくと安心です。
3.左右・上下・表裏を確認する
取り付ける直前に、もう一度説明図と比較します。
「たぶんこっち」で進めないことが大切です。
4.接着前に仮組みする
接着する前に一度パーツを合わせて、位置が正しいことを確認します。
ほんの数十秒の確認でも、大きな失敗を防げることがあります。
5.疲れたら途中でやめる
細かな模型作業は、集中力が落ちるとミスが増えます。
一気に完成させる必要はありません。
「今日はここまで」と区切って進めるのも、きれいに完成させるコツです。
6.届いたパーツは早めに確認する
組み立てるのが後になる場合でも、届いたパーツに不足や明らかな破損がないか確認しておきましょう。
問題が見つかったら、早めにアシェットへ問い合わせるほうが安心です。
作業スペースはどのくらい必要?
この記事では完成サイズの詳しい解説は親記事に譲りますが、制作するときにもある程度の作業場所は必要です。
マガジンとパーツを広げられる机があると便利
組み立てるときは、マガジンを見ながらパーツや工具を並べます。
床よりも、平らな机やテーブルの上で作ったほうが、小さな部品を見つけやすく作業も安定します。
作業途中の模型を置く場所も考える
号数が進むにつれて、制作途中のジオラマ自体も大きくなっていきます。
毎回すべて箱に戻せるとは限らないため、途中の模型を安全に置いておける場所も考えておくと安心です。
「なつかしの銀座をつくろう」はこんな人におすすめ
昭和の街並みが好きな人
このシリーズは、単に鉄道模型を走らせるだけではなく、昭和の銀座そのものを作っていくのが魅力です。
建物や看板、街灯など、当時の雰囲気を少しずつ再現していく過程を楽しめます。
鉄道模型やジオラマを始めてみたい人
「Nゲージには興味があるけれど、自分で一からレイアウトを作るのは難しそう」という人にも入りやすい形式です。
毎号のガイドに沿って少しずつ進められるので、ジオラマ制作の入口にもなりそうです。
完成までの過程も楽しめる人
分冊シリーズは、完成品をすぐ手に入れる商品ではありません。
少しずつ街が広がっていく過程を楽しめる人に向いています。
私はこうしたシリーズの場合、完成した瞬間だけでなく、「前回より街らしくなった」と変化していくところも楽しみの一つだと思います。
「なつかしの銀座をつくろう」の難易度についてよくある質問
模型初心者でも作れますか?
公式サイトでは、毎号付属するパーツの組み立て方をステップごとに丁寧に解説し、初心者でも無理なく組み上げられると案内されています。
ただし、約1/150スケールなので細かなパーツもあります。
説明を確認しながら、焦らず進めるのがおすすめです。
不器用でも大丈夫?
器用さだけで決まるものではありません。
パーツの向きを確認する、接着前に仮組みする、小物をトレーに入れるといった基本を守ることで失敗を減らせます。
特別な工具は必要ですか?
最初から高価な工具を一式買う必要はありません。
まず各号の組み立てガイドを確認し、必要なものをその都度用意する方法でよいでしょう。
ピンセットやパーツトレーなどは、細かな作業をするときにあると便利です。
接着剤は必要ですか?
接着剤を使用する場合は、各号の組み立てガイドに従ってください。
素材や場所によって適した方法が異なる可能性があるため、自己判断で何でも接着するのは避けたほうが安心です。
パーツが壊れていたり足りなかったらどうする?
公式では、パーツの破損や不足があった場合は、お客様サービスセンターへ早めに連絡するよう案内されています。
私自身も以前アシェットの別シリーズ「宇宙戦艦ヤマト」で不良パーツがあり、問い合わせたところ交換部品を無料で郵送してもらった経験があります。
ただし、対応条件はシリーズや状況によって異なる可能性があるため、問題があった場合は現在の公式案内を確認してください。
1号を作るのにどのくらい時間がかかりますか?
公式サイトでは、1号あたりの標準制作時間について明確な案内は確認できませんでした。
作業量は号によって異なる可能性があります。
時間を決めて急ぐより、余裕を持って作るほうが初心者には安心です。
総額・完成サイズ・都電5500形は別記事で紹介
この記事では、「なつかしの銀座をつくろう」の組み立て難易度・必要な道具・初心者が注意したいポイントを中心に紹介しました。
全140号を購入した場合の総額や完成サイズ、都電5500形の走行ギミック、プレミアム定期購読については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ アシェット「なつかしの銀座をつくろう」は総額いくら?全140号の値段・完成サイズ・都電を解説
まとめ|初心者でも説明を見ながら少しずつ作れる
アシェット「なつかしの銀座をつくろう」は、昭和の銀座を約1/150スケールで再現していく大型ジオラマシリーズです。
今回のポイントをまとめると、
- 公式では初心者でも無理なく組めるよう組み立てガイドを用意
- 約1/150スケールなので小さなパーツもある
- 器用さよりも確認しながら丁寧に作ることが大切
- 最初から高価な工具をすべてそろえる必要はない
- ピンセットやパーツトレーがあると便利
- 接着前には仮組みすると失敗を減らしやすい
- 届いたパーツは早めに中身を確認しておく
- パーツの破損や不足があった場合はアシェットへ早めに相談する
完成イメージだけを見ると、
「こんなに大きなジオラマを自分で作れるかな?」
と不安になるかもしれません。
でも、一度に全部を作るわけではありません。
毎号少しずつパーツを組み立て、建物や街並みが増えていくのが分冊シリーズの楽しさです。
また、私は以前アシェットの「宇宙戦艦ヤマト」を作っていたとき、不良パーツについて問い合わせたところ、交換部品を無料で送ってもらった経験があります。
長いシリーズでは、パーツのトラブルが絶対にないとは言い切れません。
だからこそ、「何かあったらまずメーカーへ相談する」という方法を知っておくだけでも、安心して作り始めやすくなると思います。
私なら、まず創刊号を実際に作ってみて、パーツの細かさや説明の分かりやすさ、自分の作業ペースに合うかを確認します。
そして、
「少しずつ昭和の銀座が出来上がっていくのが楽しい」
と思えたら、続きを作っていきたいですね。
※この記事は2026年8月24日時点で確認できる情報をもとに作成しています。組み立て方法、サポート条件、交換対応などは今後変更される場合があります。実際に制作・問い合わせをする際は、付属マガジンやアシェット公式サイトの最新情報をご確認ください。


