Netflix配信の恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』に登場する、山奥にひっそりと佇む「羅武上等学園」。あの独特な雰囲気の校舎、見覚えがあるようでどこか異世界感もあって…気になってしょうがない!という方も多いのではないでしょうか?
私自身、初めて映像を見たとき「え、あの学校、どこ!?」と、内容そっちのけで画面に釘付けになってしまいました。
この記事では、その“気になって仕方ない場所”について、実際の映像と手がかりをもとに、じわじわと真相に迫っていきます。最終的には、どうやら東京都の奥多摩にある「OKUTAMA+(旧・古里中学校)」が舞台らしい…という確度の高い情報にたどり着きました。
一緒に、ちょっとした“探偵ごっこ”気分で検証していきましょう!
最初に感じた“映像の違和感”がすべての始まりだった
谷に沈むような校舎の映像にゾクッとした
『ラヴ上等』の予告編を見た瞬間、ストーリーよりも先に、頭の中に「どここの学校…?」という謎が浮かび上がりました。
山の上から撮ったドローン映像で、ぽつんと谷底に沈むように建っている校舎。その周囲には人の気配が一切なく、ただただ深い緑が広がっている。
「え、こんな学校リアルにあるの…?」
そう思った瞬間、動画を一時停止してスクショ。正直、その時点では内容が頭に入ってきませんでした(笑)。
あの独特の景観、地図で探してもなかなか出てこない“地元の人しか知らない場所”の雰囲気があって、探しがいがありそうだなと直感しました。
どこか懐かしい「昭和後期」の学校の匂いがした
映像の中に出てくる校舎、妙にリアルで、やけに記憶を刺激してくるんです。
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鉄筋コンクリート造の3階建て
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体育館が横に寄り添っている感じ
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渡り廊下が片側だけ
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小さな煙突のような塔屋もあって
「これ…自分の通ってた中学と似てるかも」なんて思った方もいるんじゃないでしょうか?
そして内部のシーンでは、
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懐かしすぎる寄木(パーケット)床
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木の腰板に白い塗り壁の組み合わせ
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昔ながらのアルミサッシの窓枠
もう、昭和〜平成初期の校舎そのまんまって感じで、「うわ〜、この床の冷たさ覚えてるわ〜」って、思わず一人でニヤニヤしてしまいました。
この時点で、「これはきっと本物の学校、それも昔の校舎をそのまま使ってるんだな」と確信。
「OKUTAMA+」という施設の存在を知ったとき
奥多摩の旧中学校を活用した複合施設だった
色々と情報を探していくうちに見つけたのが、「OKUTAMA+(おくたまプラス)」という名前。
「あれ?この建物、どこかで見た…?」と感じて施設の公式写真を確認した瞬間、「これやん!!」と声が出ました(笑)。
実はこのOKUTAMA+、2006年に廃校になった東京都西多摩郡奥多摩町の旧・古里中学校をリノベーションしてつくられた複合施設なんです。
現在では、
- 撮影スタジオ
- 宿泊施設
- コワーキングスペース
- カフェ&アートスペース
- 社員研修・ワーケーション用施設
として利用されていて、外観は当時の学校のまま。まさに、「廃校っぽさ×昭和感」をそのまま残した貴重な場所。
廃校をリノベーションした施設「OKUTAMA+」で、若手メンバーを中心とした合宿中です。NAVICUS全社のカルチャー浸透を目的としたプロジェクトを一緒に進めてもらってます。
環境が抜群に良い。こういう拠点あったら最高だな。 pic.twitter.com/zdWpY9syZx
— 武内一矢@コミュニティマーケ社長 (@takeuchi_navi) November 18, 2025
所在地・アクセス方法
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住所:東京都西多摩郡奥多摩町川井594
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アクセス方法:
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JR青梅線「川井駅」から徒歩13分ほど
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新宿からなら電車で約2時間(ちょっとした小旅行ですね)
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車なら圏央道・青梅ICから約50分
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駐車場:無料で20台分あり
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都内とは思えないほど自然が豊かで静かな場所ですが、実は意外とアクセスは悪くないというギャップもまた魅力です。
「廊下・教室・屋上設備」が番組映像と完全一致!
OKUTAMA+の公式やロケ地情報サイトの写真を見比べてみると、出るわ出るわ、そっくりな場所が!
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教室の壁や床の質感
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廊下の照明や天井の形
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屋上に設置された“例の”バレルサウナ&水風呂
もうここまで来ると、「これは偶然じゃない」と確信せざるを得ませんでした。
耳をすませば…聞こえてきた電車の音
ちなみに、番組のとあるシーンで、ふと「ゴーッ」という電車が走るような音が聞こえたんです。
「ん?この音、もしかして線路が近い?」と気になって調べてみたら、なんとOKUTAMA+のすぐそばにはJR青梅線が走っていることが判明!
川井駅から徒歩圏ということもあって、校舎からは電車の走行音が聞こえる距離なんですね。
山奥なのに、ちゃんと“鉄道の生活音”が混じっているという、都会と自然の境界みたいな絶妙なロケーション。そういった細かなリアルさもまた、この場所の説得力を高めてくれました。
玄関の「緑色のドア」がビジュアルの決定打に
そしてもう一つ、ビジュアル的に「ここだ!」と確信できた瞬間がありました。
それが、校舎の正面玄関にある特徴的な緑色のドアです。

『ラヴ上等』の映像に登場するあのドアと、OKUTAMA+の正面入口のドアが、形も色味もそっくり。
実際の施設写真と比べてみると、もう見間違えようがないほど同じだったんです。
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学校というよりは、ちょっとした美術館やカフェのような雰囲気もあって、「これは絶対に同じ場所」と思わせる“決定的な証拠”のひとつになりました。
ロケ地特定の“決め手”になったポイント5つ
① 山奥 × 昭和建築 × 無人校舎の組み合わせ
あの映像から感じた「人の気配が消えた廃校感」。これ、OKUTAMA+に実際に行った人の写真でもバッチリ伝わってきます。
自然に囲まれた立地に、昭和レトロな鉄筋校舎。そして無人。
この絶妙な組み合わせが、まさに『ラヴ上等』の世界観を再現しているんですよね。
② バレルサウナ&水風呂という珍しい屋上設備
あの屋上サウナ、普通の学校には絶対にないです(笑)。
でもOKUTAMA+には、本当にあるんです。ヒノキ製のバレルサウナに、本格的な外気浴ができる水風呂。

(画像:OKUTAMA+サイトより)
都内でこの設備を備えた元学校って、ここ以外なかなか無いんじゃないでしょうか。
③ 撮影協力として実績豊富な施設
OKUTAMA+は、東京都が運営するロケーションボックスにも正式に登録されていて、映画やMV、ドラマなどでもよく使われています。
それに、宿泊も可能なので、泊まり込みのロケにはうってつけ。『ラヴ上等』のような長期間の収録にも対応しやすいんです。
④ 番組映像と一致する建物内部の詳細
個人的にいちばん「うわ、ここだ…」とゾワッとしたのが教室の窓。
上下に開くタイプのあの窓枠、まさにOKUTAMA+そのもの。黒板の色味やロッカーの配置まで、まるっと一致してるんです。
「これ、わざわざセットで再現するにはリアルすぎる」って、納得しかありませんでした。
⑤ “東京都内”でありながら自然豊かな立地
最後の決め手は、やっぱり“東京都”という意外性。
新宿から2時間ほどで、こんな山奥のようなロケーションに行けるって、撮影場所としては最高ですよね。
山梨や長野だと移動コストがかかるけど、ここなら“遠すぎず近すぎず”の絶妙なバランス。
読者と一緒に探偵気分で楽しむ考察要素も
映像から得られる小さなヒントをどう読み解いたか
初めて見たときは、まさに「どこかに決定的なヒントはないか」と、細部を目を凝らして探しました。
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校舎の位置関係
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鉄塔の種類(ただし全国どこにでもあるタイプでした…)
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教室のつくりや天井の高さ
一つひとつは断片的なんですが、繋げていくと不思議と“場所の輪郭”が浮かび上がってくるんですよね。
「鉄塔」「窓」「床材」から時代背景まで考察
特に面白かったのが、校舎の建築様式。
あの窓や床、そして教室のレイアウトは、まさに昭和後期の建築スタイル。
こういうのって、当時の自治体や教育委員会の方針が色濃く出る部分なので、意外と“場所を絞り込むカギ”になったりするんですよ。
まとめ
Netflix『ラヴ上等』に登場する「羅武上等学園」のロケ地は、
OKUTAMA+(旧・古里中学校)である可能性が非常に高いと言えます。
以下のような理由から、その信憑性はかなり濃厚です:
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映像に映る建物・教室・廊下・屋上設備などが施設と完全一致
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サウナ&水風呂という特殊な設備が映像とリンク
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東京都内という好アクセスな立地
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撮影実績豊富で、ロケ対応の環境が整っている
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映像から聞こえた電車の音 → 青梅線の存在
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そして…緑色の玄関ドアという“視覚の決定打”も
もちろん、番組側から明言はされていませんが、ここまで一致するならもう…確定と言ってもいいのでは?と感じています。
映像のヒントから“本当の場所”を探していくワクワク感。
ちょっとした探偵気分で、あなたもぜひこのロケ地探しを楽しんでみてくださいね!
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🧩 そして、いくつものヒントがつながった先に—
小さな手がかりはそれぞれ独立して見えるのに、
重ねていくと不思議と“ひとつの形”が浮かび上がってきます。
深い山の影に静かに佇む廃校の気配。
昭和の面影を残した鉄筋校舎。
どこか懐かしさを感じる教室の床、廊下の光。
ラヴ上等「羅武上等学園」のロケ地の名前を特定しなくても、
映像が持つ情報だけでここまで景色や空気感が立ち上がってくるんだ——
そんなことを改めて感じました。
気づけば、ちょっとした“探偵気分”で映像を読み解いている自分がいて、
こういう時間って、癖になるほど楽しいものですね。


